小論文対策+コラム - 早稲田生が贈る言葉 -
- 第2回 英語奮闘編2 -私が早稲田に受かった理由- -
だけどT先生はそこからが凄かった。毎回毎回パソコンを授業に持ってきて、学校で使っている英語のテキストを用意していた私に、
「そんなもん片付けておいていいよ」
と一言。当惑した僕はパソコンに気を取られながら、とりあえずT先生の指示に従う。と、いきなりT先生がパソコンのキーを 叩いてアメリカのCNNというニュース番組が画面に流れる。
「ええ?!」 「シー!とりあえずヒアリングしてみて」 「いや、あ、僕の志望大学ではヒアリングは無いです」 「いいから。黙ってやってみ」
そんなやりとりだったと思う。半信半疑でヒアリング問題を解くと、今度は
「よし!それじゃ今見た少年犯罪(当時騒がれていた)の問題について英語で議論しよう」 「いや、少年犯罪っていう単語事態知らないし、無理っす」 「無理にビッグワード(専門用語)を使わなくて良い。知ってる言葉で、頭の中で文章を作って喋ってみ」 「ううんと、Thesedays teenagers are tend to commit crimes…..」 「議論なんだから、冒頭に端的に自分の意見を言わなくちゃ。少年犯罪に対する厳罰化にYESなのか、NOなのか」 「はあ」 「英語の文章は論理構造が単純明快!多くの文章が、冒頭で結論を言うんだ」
色んな英語の単語、言い回し、ルールはこんな風に議論の中で必要性に応じてその都度教えてもらった。 授業は2時間半なのだが、ついつい議論が白熱し始めて、いつの間にか日本語ででも議論(笑)していたりすることもあった。
また、議論だけでなく英語でエッセイ(論文)を書かされることもあって、その時は丁度開催されていた懸賞論文の コンテストに応募するために、夜の1時まで指導が続いたこともあった。まさに受験英語の鉄則を真逆に突っ走る指導スタイル。
初めは困惑気味だった僕も、いつの間にかこのスタイルに慣れて、楽しくて夢中になっていた。
それだけに学校の授業が退屈に思えて、いつも学校の授業中は睡眠学習していた。(笑)
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